福祉女子とでも

呼んでください。しっくりはきてないけど。メモ帳代わりに。

ある男の噺

ある男の歌を聴いている

 

燃えるように熱く

体は一周回って拒否反応を示すような滾る滾る滾る音 !!!、!

たぎる男

 

ほかの観客の思うところはてんで知らないが

間違いなく偉人超人 ロックスター

この男が歌うことが天命ならば

わたしの天命はいったい何だ

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歌とは 究極の自問自答の成れの果てである 

あってほしい

彼がくしゃくしゃになった金箔の中からより掴んだ自問自答のくさいくさい クサくてたまらん歌が 世界の真理を突き

誰かの心に刺さる

 

わたしが滾らされた 受け身による その後超積極的能動による この言語ダストが 誰かの共感に繋がるとき 私以外の人物に意味があるものとして アップデートする

『価値のある芸術とは ひとつはそれだ』言語を扱うライダーとの会話、これは記憶

ああ、また既存で普遍の論にたどり着いた

 

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運命という言葉について考えた

『運命なんて子どもが使う言葉だよ』

子どもであって何がわるい !

嫌嫌 子どもなんて嫌いだ !

大人になりたい 大人でありたい 束縛はいやだ 自由がほしい ねえ世界はいったい何であふれているの ???

うん めい ?

 

運命といううさんくさい究極のロマンチストを この手で抱えてみると

やっぱり信仰と愛は隣合わせ 不可分な関係であるに違いないと

このアプローチから 普遍の論を導き出す はあきみに何度出会ったことか

ただ信仰と愛は大義ではないね 不可分だけど 信仰の反対は科学だ

宗教学のミケランジェロが言うのだから間違いない

 

で、わたしの運命がなんだろう

昨年感じていた天命感 すなわち予定調和感が薄まっている

ここ最近常々感じていた、万能感からの剥離の正体はそうか きっとこれだ

『そういう思し召しっていうか、強いんだろうね』山村の 小型トラックの運転席に座った男の言葉をいともすんなり呑み込んだ

いつまでたってもじぶんのことしか喋れない饒舌者のわたしだが

きっと書く が天命には近いのだろう

何度も何度も納得しているじぶんの核となる答えに なんどもなんども別ルートから着地する

「だから言ったじゃん !」の繰り返しである 人生は

 

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「自問自答なんて しっくりこなさすぎて」

きょうのわたしのとある台詞

もうニュアンスしか記憶にない

たまに歯茎を食いしばる感じに悔しくなる ギリリ という音

「自問自答」「運命」

なんてうさんくさくて 宗教めいた言葉

わたしは一種 これらにアレルギーよ

だからコーティングしてしまいたい

種を残してそのままタルタルの液状ソースで

わたしのゾーゴ(造語)で出せたなら

それはきっと幸福だろうな

 

今年は日記を買い損ねたのよ

いつもの余白の予定帳

お金をケチって買ったうすぺら どこにも白が 見当たらないわ

何かを惜しんで 大事な既存を買えると

ロクなことにならないわね

おかげで洪水 大洪水 !

ここが一時避難所 悪いわね

 

さっき衝動で買ってきた やっぱり気持ちいい

衝動で生きる 動きの ああ気持ちいいこと!

 

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わからないならわかりたい

消えてしまうなら残したい

シンプルな話だ

普遍な論だと嘆くことなく

寛大に出迎えるのもひとつの手札か

予定調和感とともに 特別厨もやや薄れたこのごろである

 

彼の音楽

意味不明のようで的確に現代の表層をディグリ出している

コメントに書かれた聴者のことば 

ありとあらゆる学び取った知識と

現実を捉える心眼

彼の構成物ね 豊かな人

 

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未知のウイルスの実情にさほど興味がない

いつだって浮世離れの妄想タイプは実は実はで誇り高き己が特性

でも、世の現状を知らないで何が書けようか

世紀末と嘆く母に 世の荒波に潜れと繰り返す父をコーティングする

現実に興味を持つこと ダイジダイジネ

でもそんないい子になるのもやだし

わかんなあい やーめっぴはいつでも起爆よ やっぱりちょっとやーめっぴ !