福祉女子とでも

呼んでください。しっくりはきてないけど。メモ帳代わりに。

10/10

裸のランチを借りたら、

恐ろしくて見たわけじゃないのに

パッケージを凝視ただけなのに


簡単に何かを超えてしまいそうで

慌てて綴って、削ぎ落として

どれだけ私が安心したか

 

10/11
朝からずっとふわふわしてて

始終ぼーっとしてたけど

そうもしてられないじゃない、人間やらなきゃ

でもつけた仮面は不完全だったわ

 


夢を喰べながら

白昼夢は感じてたけど、最近は

 


あまり深く潜りすぎると

戻ってこれなくなるね

わたしどこに行くんだろう

 


狂気という言葉にそろそろ代替品を見つけたいところですが、

狂気を追っかけて来たのも事実で

わたしが夢見た世界に浸かった記念日かもしれないから、

その時の言葉を置いときます

それでもまだ、人様向けだけど

 

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「腕が」

とある所の白手袋のおじさんが

皮を剥がすことなく

こっちにおいでと言うもんだから

わたしは密かに狙ったいのちを忘れて

紙風船に乗って行ったの

 


そこで何をするわけでもなく

せいぜいポルカを恥じらい程度に踊るだけ

それでもその日

夢見た夕べのちいさな灯りは

そこはかとなく私に蜜を与えるのです

 


じゃあもう踊りましょうって

死ぬまでここであなたとわたしで

そうなっても文句は言えないじゃない

 


ある日のわたしは自転車に跨って

空も月も星も全部駆けたの

途中でほうき星を1つ2つ捕まえて

手持ち無沙汰になっちゃったから

羽を優しく、優しくもいだ

きいきい、って何の音かと思ったら

生まれたの、

わたしの大好きなひとに目しか似てない生物が

 


連れて帰って薪に焚べたわ

定めと言われて、抗えないのは

きっと焚べものがないせいで

だから火をつけたって投げつけたって

ただ笑うだけ、笑うだけなの

 


わたしの仕事はほうき泥棒

「あなたの心にほうき、焚べますなんて」

飛べるよ、今に、

流星になって、誰よりも早く

そうして宇宙の先端で箒の柄が折れたって、今にそれが正解だったって思うわ